ARB牽引ロープ(リカバリーストラップ)は、厳しい品質基準にあわせて作られており、最適なパフォーマンスを確保するためにNATA(National Association of Testing Authorities:オーストラリア政府公認の検査機関)承認の試験機関でテストを行っています。
高品質のARB牽引ロープは、目的に合わせてそれぞれ設計されており、安心してお使いいただけます。
車両に差し迫った危険から身を守るために、ARB 牽引ロープ(リカバリーストラップ)は大変有効です。スタックした一台をもう一台によりレスキューする際や、ウィンチを使って自力でリカバリーする際にも非常に有効であり、車両に積んでおくことで安心して4×4ライフを楽しんで頂く事が可能です。
ARB スナッチストラップは、一般的な牽引ロープの用途である「公道を牽引走行する」事よりも、「オフロードでのリカバリー(レスキュー)」に重点を置いている製品です。レスキューにおいて、引っ張り上げる際にかかるお互いの車両への負荷を最小限にするために、適度な伸縮性能を持っています。
公道を牽引走行するために作られている牽引ロープの伸縮性能は、公道で車両同士がが近づいた際にロープが地面に着きにくくする為のものであり、オフロードでのリカバリーにおいて必要な伸縮性能とは全く異なります。
ARBのスナッチストラップは、オフロードでスタックした車両を引っ張り上げる事に重点を置いて絶妙に調整された伸縮性能を持ち、お互いの車両への負荷を抑えると共に、万一ストラップが外れた際に人や車両への被害が最小限となるように計算されています。
※万一に備えて、ARBリカバリーダンパー(当ページ最下部参照)を併用されることを強くお勧めします。
▼ ARBスナッチストラップの種類と選び方
ARBスナッチストラップは8,000kg、11,000kg、15,000kgの荷重域からお選びいただけます(長さは共に9m)。選ぶ際は牽引することを想定している車両の重量の2倍~3倍程度の物をお選びください。ほとんどの4WDにおいて、8,000kgのストラップをお選びいただければ問題ありません。
※スナッチストラップは荷重域が大きい物を選んでおけばよいという物ではありません。大きい荷重域のストラップは、伸縮性が重い重量に合うように設計されているため(伸びにくく)、軽い車両に対しては十分な伸縮性を発揮できません。
ARBの牽引ロープ(リカバリーストラップ)の中でも、単独で車両に搭載しているウィンチを用いてリカバリーする際に、アンカーポイントとして木を使用する場合に最適なアイテムがARB ツリープロテクターです。
アンカーポイントに木を使用する際にケーブルやチェーンなどを巻き付けると、木を傷つけてしまいまいます。ARBのツリープロテクターはアンカーポイントとする木を最大限、傷をつけずに使用する事が可能です。
解説動画はこちらARBウィンチ延長ストラップは、最も適切なアンカーポイントにウィンチのケーブルの長さが届かない場合に延長するのに最適な軽量の非ストレッチストラップ(伸縮性のない牽引ロープ)です。
解説動画はこちらARBスナッチブロックには標準の7,000kgと軽量でヘビーデューティーの9,000kg、2つのモデルをラインナップしています。ARBスナッチブロックは、プーリーにぴったり合うサイドプレートを備えており、ウィンチケーブルが間に挟まれる可能性を排除します。 また、プーリー自体の溝は中央に向かって先細りになっており、さまざまなサイズのケーブルを使用できるようになり、ケーブルがしっかりと固定され、横方向の動きが最小限に抑えられます。
ARBスナッチブロックを使用してダブルラインにすると、ウインチの負荷を半分に減らし、直進が最良の選択肢ではない場合にさまざまな角度からウインチを使用することにより、ウインチの牽引能力の2倍の牽引力を使うことができます。
解説動画はこちらARBの7,000kgスナッチブロックは、さまざまなオフロード用途に適しており、グリースニップルを組み込んで、スムーズなプーリー動作を確保します。
高強度、低密度の材料から製造された9000kgのスナッチブロックは、強度がありながら軽量であり、競技に最適です。
ウィンチを使って車両をレスキューする際には、ARBリカバリダンパーを取り付けるなどの安全対策を講じて、ワイヤーやロープが破断した場合の負傷を防ぐことが必要です。
夜間の視認性を高めるシルバーの反射テープと滑りを抑えるベルクロを備えたヘビーデューティービニール製のARBリカバリーダンパーは、信頼性と耐久性に優れた製品です。 ※シングルラインの場合は1つ、ダブルラインの場合は2つ、リカバリーダンパーの利用をお勧めします。
万一ウィンチワイヤーまたは牽引ロープが破断した場合、切れたワイヤーなどは反動でどこに飛んでいくかわかりません。ARBのリカバリーダンパーをワイヤーまたは牽引ロープに載せておくことで、切れた際のエネルギーの大部分を吸収すると共に、切れたワイヤーはリカバリーダンパーの下部を通るため、負傷の可能性を大幅に低減させます。
解説動画はこちら